営業せずに講師を行う方法
自社内で行う研修を除き、外部で研修やセミナーを実施しようとすると、登壇機会を得ることが必要になります。しかし、営業の経験がないという方はもちろん、営業経験がある方であっても、自分で営業をかけてしまうと、相手方の認識は先生ではなく営業となり、立場が下からのスタートとなってしまうため、先生として登壇する講師としては、あまり望ましいことではありません。では、極力営業をかけずに研修やセミナーを実施するには、どうしたらいいでしょうか。
営業せずに講師を行う方法
ここでは、極力、自ら営業を行うことなく、研修やセミナーの依頼を実施するためのいくつかの方法をお伝えします。
自ら営業を行わないということは、つまり、依頼につながる導線を作るということです。(あなた以外の誰かに動いてもらう、もしくは探してもらって先方から声をかけてもらうなど) それを極力、効率よく実施するためにできることをまとめていますので、ご確認ください。
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STEP1.コンテンツを準備する
まず第一に行うことは、研修やセミナー実施にあたり、提案する資料の準備です。
下記の点を意識して準備しましょう。
◆必須準備事項
・研修・セミナー資料(プロジェクター投影資料もしくはテキスト)
・研修カリキュラム
・タイムテーブル:講義、ワーク、各内容にどのくらいの時間を投資するか
・研修・セミナー準備リスト(ファシリティ、備品など)
・研修・セミナー提案資料
⇒ 講プラ会員登録時の特典研修実施7点セットを参照ください。
講プラで出品されているコンテンツも参考材料になります。自分がやろうとしているコンテンツを
見て差別化ポイントを探す、追加すると効率よく作ることができます。
◆考えておくべきこと
・・・
STEP2.自分とコンテンツを知ってもらうためにやるべきこと
コンテンツの準備ができたら、「認知」と「資産化」を目的としてホームページを作る、SNSの運用を検討しましょう。
ホームページやSNSは、最初の数年は検索してもらう目的ではありません。最低限の・・・
STEP3.実施の決定確率を高めるための実績をつくる
個人も法人も、実績を求めます。特に、法人相手の場合、金額も安くないですし、やり取りをしているのが経営者でない限り、必ず上司の決裁が必要です。そのため、決定において「実績」が占める比率は大きなものとなります。
実績作りで思い浮かぶのが、気心の知れた人や企業に無料もしくは安価で実施して実績を作るということでしょう。それ自体は問題ありません。そこで、受講者の声を集める方が多いですが、それよりも響くポイント、特に法人相手の場合、確認しておきたいポイントがあります。
それは、・・・
STEP4.既にある池を活用する
池というのは、お客様がいる場所を指します。ゼロからお客様を作る、探すよりも、既にお客様がいるところであれば、実施の可能性はぐっと高まります。あなた自身が営業するのではなく、誰かに動いてもらうということです。
そこで、よく皆さんが行うのが、セミナー、研修講師紹介ポータルサイトへの登録です。確かに、池という点では間違いないですが、紹介ポータルには、・・・
STEP5.興味を持ってもらう機会を作る
4まで進めたら、後は自分、自社の力で研修やセミナーを実施できる準備を進めます。といっても、営業を行うわけではありません。冒頭に書きましたが、講師が自分で営業してしまうと、立ち位置がお願いする立場として下からになるため、なかなか実施につながりづらくなってしまいます。
とはいえ営業を雇うのはリスクが高いので、例えば営業代行に依頼するのも一つですが、最も手っ取り早いのは、・・・
以上、できるだけ営業を行うことなく講師を実施する方法でした。
参考になれば幸いです。
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