初めて講師をすることになったら
初めて社内講師を務めることになった方独立して研修やセミナーを実施する方
副業で研修やセミナーを実施する方
初めて研修やセミナーの講師を務めることになった方向けの情報です。
1.講師としての心構えやノウハウをINPUTする
2.プログラム、コンテンツ準備
3.研修カリキュラム、コンテンツの作り方
1.講師としての心構えやノウハウをINPUTする
研修、セミナーの構図は、知識やノウハウ、伝えることを「知識のある人が知識のない人に教える」ケースが多いものです。ということは、そこで話される内容が真実なのか、本当に役に立つことなのかがわかる受講者は少ないということです。そこには講師としての絶対的なモラルが必要になります。
また、知識がない、分からない人に伝える際には、そに人でもわかるような伝え方の工夫が必要になります。難しいこと、専門用語や知識をそのまま伝えるのであれば、講師は必要ありません。
そのような心構えや気を付けること、伝え方の手法、プログラムの組み方などを、学ぶ必要があります。例えば、自分自身が様々な研修やセミナーを受けて、いい点悪い点をピックアップして参考にするのも一つですし、手っ取り早く書籍でINPUTするのも一つです。
最後に、実施した後を大切にしましょう。プログラム、コンテンツは実施してみると、多くのことが分かります。自分が想定していなかったこともたくさん起きますし、進める中で新たな気づきもたくさん出てきます。しかし、それらを次に実施する時に、追加修正しようと考えていると、忘れてしまいます。受講者アンケートと自身の気付きをふまえて、終了直後に次のブラッシュアップ(研修資料やタイムテーブルの修正、何に注意をして何を話すかまで)を完了しておきましょう。
2.プログラム、コンテンツ準備
研修プログラム、コンテンツを作成するにあたり、まず基本確認事項をおさえましょう
【研修実施確認事項】 1.テーマを確認 2.研修の目的(なんのために研修を行うのか)を確認 3.研修ゴール(研修で何を実現するのか)を確認 4.実施要項を確認 ・対象者(階層別なのかテーマ別なのか) ・人数 ・実施日程(何時間、何日、何年の研修なのか、具体的日程はいつか) ・実施方法(集合型かオンライン研修か) ・形式(スクール形式、島形式、その他) ・準備物(講師、ファシリティ、受講者) |
研修を実施するにあたり、下記を準備する必要があります。
【研修実施準備物】 ・講師用資料(プロジェクター投影もしくは研修テキスト) ・受講者用資料(カリキュラム、研修テキスト、ワークシート、その他配布物) ・タイムテーブル (研修時間内にコンテンツをおさめるために、どのコンテンツに何分かけるかを設定した資料) ・研修実施ガイド (自分が何を話すかまとめたメモ。通常パワーポイントのノート部分に記載するケースが多い) ・研修準備リスト (当日何が必要なのかを記した書類。講師準備物、ファシリティ準備物、受講者準備物) ・講師プロフィール (どんな講師なのか簡潔でありながら研修に期待を持たせるための実績や内容を記載した資料) |
<研修資料フォーマット7点>
1.研修仕様書 2.研修タイムテーブル 3.研修実施ガイド 4.研修カリキュラム
5.研修プロジェクター投影資料 6.研修準備リスト 7.講師プロフィール
3.研修カリキュラム、コンテンツの作り方
研修の実施要項が全て確認できたら、カリキュラム、コンテンツの作成に入ります。ここで、初めての場合、何から手をつければいいのかとなるケースが多いですが、簡単な手法で手を止めず進めることができます。
それは、付箋を活用することです。
頭の中で、最初にあれをやって、次にこれをやってと順番に作りこんでいくと、作成途中で時間の設定や内容のズレが発生した場合、修正にとても手間がかかります。
そこで、付箋の「書き込める」「追加できる」「自由に動かせる」という特性を利用して「洗い出す」「整理整頓する」「必要時間を書き込む」「順番を決める」の流れで進めます。
【付箋を活用した研修プログラム、カリキュラム作成法】 STEP1:必要と思われる内容、伝えたい内容を思いつく限り書き出す ![]() STEP2:机の上に適当に並べて明らかに重複している、必要ないと思われるものをわける (後で必要になるかもしれないので、まだ捨てない) STEP3:必要なものだけ残ったら、一つ一つの付箋に所要時間を書き込む STEP4:どの順番で行うのが最も効果があるかを考えながら実施順に並べる STEP5:与えられている研修時間と付箋に記載された合算時間を照らし合わせながら、調整する (研修時間を超過するならはじく、もしくはワークを削る、時間を短縮する) (不足するなら、ワークを追加する、STEP2で分けたものを見直し再検討する) STEP6:最終的にまとまった内容をカリキュラムにまとめ、一つ一つのコンテンツを作っていく ![]() |
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